76号
特集
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-進路講演会-
「シンクロトロン光を使った最先端の研究施設とそれらを支える技術をのぞいてみよう!」
<生理学研究所・二宮 太平 講師>」
2024年12月2日に生理学研究所 二宮 太平 助教による進路講演会が愛知県立岡崎北高校で行われました。
二宮助教は、ヒトをはじめとした動物が、社会的な関係を築くうえで基盤となる脳のはたらきを、ニホンザルを対象として研究しています。社会的な動物は、他者の行動と結果を観察して、自分の行動決定に役立てることがありますが、その時、脳がどのように働いているのか、脳の神経細胞の電気活動を記録することで明らかにしようとしています。
講演会では、脳の解説から始まり、研究者を志したきっかけや論文の掲載手順など研究者という職業について経験を交えて説明をし、最後に自身の研究について紹介しました。
生徒の皆さんからは、研究職のイメージが鮮明になったという声や、二宮助教の専門である脳に興味を持ったという声が多く聞かれました。
<二宮講師からのメッセージ>
私が研究しているのは、1つ1つの神経細胞やそのネットワークが行動とどうつながっているかを調べるシステム神経科学と呼ばれる分野です。ネコの視覚を研究していた大学生のときに神経細胞の活動をリアルタイムで観察することができ、ほんとうに面白いと感じました。もう少し研究をしてみたいと考えて大学院に進学し、そのまま研究者になりました。どんな仕事でも楽しいことと大変なことがあると思いますが、せっかくやるからには楽しめることを真剣にできるのが幸せですよね。楽しいことを見つけたら、ぜひ探求してみてください。
